ちょうど去年の今頃㈱キイヤ千駄ヶ谷工場様を見学させて頂きました。
今回は座間工場を見せて頂きましたよ。
座間工場の方が大きくて、沢山の技術者が働いておられました。
雌型(めがた)に厚紙を数枚貼り付ける。
酒粕くらいの厚さの紙を4枚層にして。
張子の虎とか、赤べことか、お面とか、ご存知でしょうか?
厚紙を型にしっかりと、強度剤とのりを混ぜて貼り付けるのです。
乾燥室で乾燥させます。
もう貫禄!
お名前出してよいか分からんけど、〇〇・ハウエルや。
さすが世界のキイヤ!
肉付けをしていかれます。
肉体への審美眼があるのでしょう。
頭の中を覗かせて頂きたいです。
ふくよかボディが流行っているそうですよ。
美しいダンスのように、裁断機がすいすいと軽々切ってくれます。
縫製!
今縫っておられるのは、犬のボディです。
ダックス、チワワ、柴犬など。
ペットショップなどでも見かけませんか?
曲線の凹と凸を縫い合わせる難しさ。高い精度!
生地をボディに貼り付け、絹糸でまつり縫いして留め付けていかれます。
全工程が手作業なのです。
どの工程が最も難しく重要かという質問が上がりましたが、どの工程も欠くことの出来ない難しい工程ばかりだそうです。
誰一人変わることの出来ない職人集団!
二人ががりでロゴをシルクスクリーン!
機械には出せない味があります。
いろんな種類のボディ、一般の方にも譲って下さいます。
現在はよりオリジナリティを出す為に、ブランドならではの寸法のボディ開発を依頼される事も多いそうです。
JIS規格そのままのボディだけでは現せない、時代感があるのですね。
昨年3月に見学させて頂いた、千駄ヶ谷工場。
写真を掲載する許可を頂きそびれてしまい、文章のみのご案内でした。
今回座間工場にて、写真掲載の許可を頂きましたので、千駄ヶ谷工場も改めてUPしました。
そちらも併せてご覧下さい。
https://patterncollectico.jimdo.com/2016/03/28/ボディ-トルソーの専門メーカー-キイヤ様に-お邪魔させて頂きました/
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